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ANEMOSCOPE FIELD

ANEMOSCOPE FIELD

私たちはこれまで、香りと風の深い関係性を探り、建築からランドスケープに至るまで目に見えない"カタチ"と感覚との対話をはじめとする研究と実験を繰り返してきました。

“The flight of birds is the flight of thought itself.”
── 鳥の飛翔は、思考そのものの飛翔である。

1893年、ローレンス・ハーグレイブは記しています。彼は、風が思考するための身体を得て、空気が自らの建築を見いだした瞬間を描き出しました。
私たちはその地平を辿り、空気の幾何学をなぞるように見えない均衡を香りの構造体へと翻訳しました。そして、揚力の記憶をLeatherへと宿した小さな建築としてカタチにしています。

古代の帆や風を測る道具、空気の動きを聴くために生まれた数々の発明からカイトの誕生をリサーチし、風こそが建築を生み出す最も根源的な存在なのかもしれない。という一つの仮説にたどり着きました。

風は長い年月をかけて地形を形づくり、花粉を運び、生命の循環を導いてきました。歌や祈りが生まれた季節を司り、記憶の形を静かに刻み続ける、見えない存在です。

すべては風によって運ばれ、この地球の営みを包み込んできました。